役割を自覚する
フランスの農学者リンゲルマン(20世紀初頭)は、一人で綱引きをする力を100%
としたら、5人で70%、8人で49%と、一人当たりの力の量が低下するという実験
結果を明らかにしました。集団のなかでは努力が低下するという減少をリンゲルマン効果
(社会的手抜き)と呼ばれているそうです。
では、手抜きが起こらないようにするにはどうしたらよいのでしょうか。
方法の一つがそれぞれの役割の明確化です。
自分の役割は何かを自覚している人が多ければ多いほどチームのパフォーマンスが上がります。
自分の役割は何かを自覚し次につなぐことで、最大限のパフォーマンスが発揮されるのです。